【写真付き】高圧継手のねじ込みタイプの種類を画像付きで解説！

・高圧継手の名前と形がわからない
・自分が欲しい商品を探したい
・似ている商品との違いがわからない

こんにちは、エルボン主任です。

突然ですが高圧継手の画像や名前をみて瞬時に判断できますか？

結構似たような商品とかもあり、職人さんや総合商社の営業マンも深くは知らなかったりします。

高圧継手はねじ込み継手や差し込み継手があり、ねじ込み継手にしかない商品や差し込み継手にしかない商品も存在します。

そこで今回は高圧継手営業マンの私エルボン主任が、

高圧継手のねじ込みタイプ

をご紹介いたいます。

こういった方におすすめの記事となっております。

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ねじ込みの接続について知りたい方は「【高圧継手の基礎知識】業界歴１０年の営業マンが簡単に解説！」でご紹介しておりますので、是非ご覧になってください。

この記事は初心者の方に向けて高圧継手のねじ込みタイプのカタログ(ノート)をコンセプトにお作りいたしますので、記事がわかりやすかった場合はお気に入り登録も是非よろしお願いいたします。

それでは参りましょう！

高圧継手のねじ込みとは？

継手のご紹介前に、『ねじ込み』について改めてご説明致します。

ねじ込みという名の通り、継手にねじ込んで使うので、ねじ込み継手といいます。

その為、ねじ込み継手は必ずオスネジかメスネジが切られております。

継手同士を接続したり、パイプにネジを切って接続したりするのが一般的です。

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高圧継手（ねじ込みタイプ）のラインナップ

ここから先は写真付きで高圧継手（ねじ込み）をご紹介いたします。

同じ商品でも様々な呼び方がありますので、私が仕事で聞いたことがある呼び方も含めてご紹介いたします。

PT90L・ねじ込み90°エルボ

上記商品がねじ込みのエルボです。

配管を90°に曲げたい時に使用します。

主な呼び方は下記となります。

PT45L・ねじ込み45°エルボ

上記商品がねじ込みの45°エルボです。

配管を45°に曲げたい時に使用します。

主な呼び方は下記となります。

PT-T（PTチーズ)・ねじ込みチーズ

上記商品がねじ込みのチーズですね。

配管を増やしたい時に使用します。

主な呼び方は下記となります。

PT-RT・ねじ込み異径チーズ

申し訳ございません。

異径チーズでは通し(横)側が大きく、枝(下)側が小さいのが基本となります。

上記画像のチーズでいうと、25A(①)×25A(②)×20A(③)となります。

もし３方向バラバラでも①②③の順番は同じです。

３方向違うサイズの場合は①40A×②32A×③25Aという表記になります。

主な呼び方は下記となります。

ストリートエルボ・オスメスエルボ

上記商品がストリートエルボ・オスメスエルボですね。

90°の形状になっており、片側がオスねじ・片側がメスねじの商品となっております。

主な呼び方は下記となります。

PT丸ソケット・ねじ込みソケット

上記商品が丸型のソケットですね。

高圧継手には丸型と六角型があり、これは丸型にあたります。

主な呼び方は下記となります。

PT六角ソケット・ねじ込みソケット

上記商品が六角型のソケットですね。

六角型は全六角型と中六角型（六角帯（帯付き））の２種類があります。

主な呼び方は下記となります。

PT-RC・異径ソケット

上記商品がねじ込みの異径ソケットと言います。

片側のメスねじ同士の径が違っており、配管のサイズを変更する際に使用します。

主な呼び方は下記となります。

六角ニップル・ニップル

上記商品がニップルですね。

ソケット同士やエルボ同士など、メスねじの商品に使用します。

主な呼び方は下記となります。

異径ニップル

上記商品が異径ニップルですね。

異なる径のニップル、略して異径ニップルと言います。

オスねじのサイズが異なっており、配管のサイズを変更する際に使用します。

主な呼び方は下記となります。

PTユニオン・ねじ込みユニオン

上記商品がPTユニオンですね。

ユニオンは他の継手と違い配管接続後に脱着することが可能です。

配管施工後にユニオンナットと呼ばれる真ん中の六角形のものを回すだけで、脱着することができます。

高圧継手のユニオンは主にOリングを使いますが、銅パッキンやガスケットをユニオンもあり、パッキンを使わないすり合わせタイプのコニカルユニオンも存在します。

主な呼び方は下記となります。

PT-BOSS（ボス）・ねじ込みボス

上記商品がPTボスとなります。

片側が尖っているのが特徴です。

これは配管（母管）に穴を開け、ボスを溶接することにより枝管を作れることができます。

反対側は内ねじとなっております。

ねじ込みの継手ですが、ボスは母管から枝管を作るのに使用するため、ねじ込みの継手ですが溶接する商品となります。

主な呼び方は下記となります。

PT-BOSS（ボス）・ねじ込みボスR加工

上記商品がボスのR加工品となります。

通常のボス同様片側が尖っておりますが、横から見るとお椀型に凹んでいるのが特徴です。

使い方は一緒で、配管（母管）に穴を開けボスを溶接し枝管を作るんですが、お椀型になっているので母管とフィットするんですよね。

母管に合わせてボスの先端部分をお椀型にR加工した商品をボス（R加工品）と言います。

主な呼び方は下記となります。

PTーHC（ハーフカップリング）・ねじ込みハーフカップリング

上記商品がPTーHC（ハーフカップリング）となります。

ソケットと違い、片側が平らで内ねじでもなければ差し込み形状にもなっていないのが特徴です。

用途もボスと同じで配管（母管）から枝間を作る際に使用します。

ハーフ＝半分という意味ですので、半分だけPT（ねじ込み）なので、ハーフソケットと言います。

主な呼び方は下記となります。

PTキャップ・ねじ込みキャップ

上記商品がキャップですね。

流体を止めたりする時に使う商品となります。

帽子みたいな形状なので、キャップといいます。

先端が丸だったり六角だったりと、メーカーやサイズによって違ったりします。
（写真は丸型ですね。）

主な呼び方は下記となります。

ブッシング

上記商品がブッシングとなります。

配管のサイズを変える際に使用いたします。

ブッシングはメスねじ側のサイズが小さく、オスねじ側のサイズが大きいのが特徴です。

主な呼び方は下記となります。

オスメスソケット・同径ブッシング

上記商品がオスメスソケットとなります。

形状はブッシングと一緒ですが、オスメスソケットや同径ブッシングと言います。

オスメス形状になっておりますので、メスねじからオスねじやオスねじからメスねじに変更したい時に使用します。

主な呼び方は下記となります。

異径オスメスソケット・逆ブッシング

上記商品が異径オスメスソケットとなります。

ブッシングはメスねじが小さく、オスねじが大きいのが特徴ですが、異径オスメスソケット（逆ブッシング）はその名の通り、メスねじが大きく、オスねじが小さいのが特徴です。

ブッシングと間違えやすいですが、どちらが大きいか小さいかで判断するとわかりやすいです。

主な呼び方は下記となります。

PTクロス・ねじ込みクロス

上記商品がねじ込みのクロスとなります。

主な呼び方は下記となります。

沈みプラグ・六角穴付プラグ

上記商品が沈みプラグとなります。

主な呼び方は下記となります。

四角プラグ・四角頭付プラグ

上記商品が四角プラグとなります。

主な呼び方は下記となります。

六角プラグ・六角頭付プラグ

上記商品が六角プラグとなります。

主な呼び方は下記となります。

まとめ：一度形状を覚えてしまえば応用が聞く

今回はねじ込みタイプの高圧継手をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？

色々な種類がありますが、一度形状を覚えてしまえば差し込みの継手だったり低圧の継ぎ手だったりと、同じ形状・同じ名前は存在します。

最初は覚えるのがかなり大変ですが、意外と覚えてしまえば後はすんなりと覚えていきます。

呼び方や名称など色々とありますが、これも仕事で使っていくうちに自然と覚えていきますので、まずは商品紹介で2個商品名を書いているやつを覚えば大丈夫かなと思います。

最初から全部覚えることは不可能ですので、一個一個確実に覚えていき、わからなければこのページに戻って復習していただければ幸いです。

ここまでご覧になっていただきありがとうございました。