こんにちは、エルボン主任です。
フランジには様々な形状の商品がありますが、その中でも滅多に出ない商品がいくつかあります。
今回はそんなレアと言っても過言ではない、ソケット溶接式フランジ、通称SWフランジについてご紹介していきます。
このソケット溶接式フランジですが、見た目の形状はSOH(ハブフランジ)に似ています。
ハブフランジが気になる方は下記リンクよりどうぞ。
【ハブフランジとは】SOHのA形・B形・C形の違いを写真で解説!
また名前的にも通常のSOPフランジ(差し込み溶接フランジ)にも似ているため、区別がつきにくい商品でございます。
今回はソケット溶接式フランジ(SEフランジ)を現物の写真を使って詳しくご紹介していきます。
- ソケット溶接式フランジのことを知りたい方
- SOP(差し込み溶接式フランジ)との違いを知りたい方
- どのような見た目か知りたい方
こういった方にはおすすめの記事となっております。
この記事は初心者の方に向けて突合せ式溶接管継手のノート(カタログ)をコンセプトにお作りしております。
記事がわかりやすかった場合や参考になる場合は、見返しができるようにお気に入り登録していただければ幸いです。
それでは参りましょう!

ソケット溶接式フランジ(通称:SWフランジ)とは

まずはソケット溶接式フランジについてのご紹介していきます。
ソケット溶接式フランジは通称SWフランジと呼ばれます。
このSWとはソケットウェルド(Socket Welding)の略となります。
このソケット溶接式フランジは通常の差し込み溶接フランジとは形状が異なり、パイプをフランジに差し込むと奥まで入らない構造となっております。
ここが一番の違いとなります。
差し込み高圧継手もパイプを継手の奥まで差し込み溶接する仕組みですが、このソケット溶接式フランジも仕組みは全く同じとなります。
ソケット溶接式フランジの見た目
ではお待ちかねのソケット溶接式フランジの現物写真を下記へ添付いたします。



こちらがソケット溶接式フランジとなります。
写真で見るとわかる通り、ハブフランジのように差し込み口が少し盛り上がっています。
内部の構造はパイプが貫通しないように段差になっているのが特徴です。



内部構造が段差になっているため、パイプが奥まで突き抜けず、パイプを奥に差し込み溶接溶接する仕組みとなります。
ここでソケット溶接式フランジの一番ポイントをご紹介いたします。
パイプにはSch(スケジュール)といった厚みが存在します。
どのサイズでも外径は同じですが、Sch(スケジュール)が違うと内径が変わってきます。
そのため、ソケット溶接式フランジを使用する際は、使用するパイプの厚みをご指示しないといけないんですね。
上記のように、厚みを必ずご指示しましょう。
差し込み溶接式フランジとソケット溶接式フランジの違いについて
では改めて差し込み溶接式フランジ(通称:SOPフランジ)とソケット溶接式フランジの違いについてご紹介いたします。
どちらもパイプを差し込んで溶接するという工程は一緒なんですが、見た目や中の構造が全く違うんですね。

こちらの画像は差し込み溶接式フランジとソケット溶接式フランジを並べた画像となります。
真上から見るとパッと見からして違いますよね。
差し込み溶接フランジは表面は平らですが、ソケット溶接式フランジは少し盛り上がりがあります。
差し込み溶接式フランジはただ穴が空いているだけですが、ソケット溶接式フランジは内径が段差になっています。


このように見た目からして全く違いますし、パイプを差し込んだ時の仕組みも全く違うんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はソケット溶接式フランジについてのご紹介してみましたが、少しはご理解いただけたでしょうか?
この記事を書くにあたり、仕入れ先からソケット溶接式フランジを頂いたのですが、私もじっくりと観察したのは今回が初めてでした。
継手屋さんでもなかなかお目にかかることができない商品となりますので、本記事で掲載している画像はなかなかタメになる資料となります。
今後もしソケット溶接式フランジについて振り返りたいと思った方は、ぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました。