こんにちは、エルボン主任です。
配管フランジでSOHフランジという、俗にいうハブ付きというフランジがあります。
特徴としては通常のSOPフランジと違ってフランジの穴周りに縁がついてるのが特徴です。
このSOHフランジですが、A形・B形・C形といった3種類の形状がございます。
今回はSOHフランジのA形・B形・C形の違い(特徴)を現物の写真を使ってご紹介していきます。
- SOHのA形・B形・C形の目ための違いを知りたい方
- A形・B形・C形の現物を見たい方
- どのように使用するのかを知りたい方
こういった方にはおすすめの記事となっております。
この記事は初心者の方に向けて突合せ式溶接管継手のノート(カタログ)をコンセプトにお作りしております。
記事がわかりやすかった場合や参考になる場合は、見返しができるようにお気に入り登録していただければ幸いです。
それでは参りましょう!


SOH(Slip on Hub)フランジとは

まずはA形・B形・C形の詳細に入る前に、SOHフランジとはについてご紹介していきます。
まず見出しにもある通り、SOHとは『Slio on Hub(スリップオンハブ』の略で、頭文字をとってSOHと呼びます。
このスリップオンハブの特徴は、フランジの差し込み口が盛り上がっている形状の物をハブフランジといいます。
このハブフランジですが、タイトルにもある通りA形・B形・C形といった3種類の形状がございます。
A形・B形・C形どの形状も差し込み口(ハブ部分)は同じなんですが、面座側(反対側)の構造がA・B・Cで全く異なるんですね。
ぱっと見でわかるんですが、A・B・Cの区別って継手屋さんでも完璧に覚えてる人って少ないんですよね。
では実際にA形・B形・C形の違いを現物写真でご紹介していきます。
B形・C形に関してはインターネットで現物写真を載せているところは見ないため、激レア中の激レアのため、ぜひ参考にしてください。
それではまずはA形からいきましょう。
SOH(A形)



こちらがA形の写真となります
表面はハブ付きフランジのため、ハブが盛り上がっておりますが、面座側(裏面)はRF形状で一般のフランジと変わりがありません。
ハブ付きのフランジでもA形が一番ポピュラーな商品となります。
SOH(B形)




次のこちらの商品がB形となります。
表面はA形と同じですが、面座側(裏面)は内径部分に窪みができております。
パイプを差し込み、この窪み部分を溶接するんですね。
SOH(C形)




最後にこちらがC形となります。
C形はA形・B形と違い、パイプが面座側まで貫通しない構造となっております。
フランジ内径の構造が特殊で、パイプが貫通しない仕組みとなっており、ハブ部分1箇所だけの溶接となります。
SW-RF(ソケット溶接形フランジ)と構造は同じですが、大きな違いはハブ部分の構造が違います。
今ご紹介しておりますハブフランジは、ハブの内側に窪みががあり溶接しやすい構造ですが、ソケット溶接形フランジには内側に窪みがないんですね。
それが大きな違いとなります。
A形・B形・C形の溶接する箇所について
A形・B形・C形の構造がわかったところで次は各フランジの溶接箇所についてご紹介していきます。
溶接箇所については現物ではご紹介できないため、フランジの図面を使ってご紹介させていただきます。
まずは下記画像をご覧ください。

少しわかりにくいですが茶色の枠がパイプで、赤印部分が溶接箇所となります。
現物の写真を見た後に、フランジの図面を見たらすんなりとご理解いただけるのではないでしょうか?
まずA形・B形・C形は共通としてハブ部分の形状は同じのため、同じように溶接します。

A形は通常のフランジと全く同じような溶接方法ですね。

B形フランジはハブが2箇所あるようなイメージですね。
通常の表面のハブ部分と、面座側にも窪みがあり溶接しやすい構造となっております。

C形に関しては溶接する箇所が1箇所のみ(表面側)となっております。
以上が各フランジの溶接する部分となります。
まとめ:ハブフランジを手配する際は『A・B・C』を指示しよう!

いかがでしたでしょうか?
今回はハブフランジのA形・B形・C形についてご紹介していきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
ハブフランジ=A形と認識している方が結構いらっしゃいますが、実はB形やC形といった形状があるんですね。
継手屋さんで働いているとSOHーRFといった見積もりやご注文を頂くのですが、いつも「これはどれだろう・・・」って思うんですよね。
今回の記事を参考にしていただき、少しでもハブフランジの知識を深めていただければ幸いです。
ここまでご覧になっていただきありがとうございました。